| F農機021 |

4サイクル機関a
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4サイクル機関b
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【4サイクル機関】
原動機の1つであり、農業分野において多く利用されている内燃機関は、作動方式の違いにより、4サイクル機関と2サイクル機関の2つに分類されている。
4サイクル機関は、基本的な作動である吸気・圧縮・膨張(爆発)・排気の4つの行程をクランク軸2回転で完了し、これを周期的に繰り返す機関である。
2サイクル機関に比較して機関自体が大型であるため、歩行用トラクタや乗用トラクタなどの比較的大型の農業機械に利用されている。
[4サイクル機関の作動原理]
1.吸気行程
吸気弁がひらき、ピストンが上死点から下降して、
混合気がシリンダ内にはいる。
2.圧縮行程
吸気弁と排気弁が閉じた状態で、ピストンが下死点から
上死点に上昇し、混合気を圧縮する。
3.膨張行程
吸気弁と排気弁が閉じた状態で、ピストンが上死点に
達する直前に混合気に点火され、爆発的な燃焼が起こる。
その圧力でピストンは下死点まで下降する。
4.排気行程
ピストンが下死点に達する以前に排気弁が開き、上昇に
よって燃焼ガスが排出される。
さらにピストンが上死点に達すると、排気弁が閉じ、
吸気弁が開いて吸気行程に戻る。
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| F農機022 |
 2サイクル機関
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【2サイクル機関】
原動機の1つであり、農業分野において多く利用されている内燃機関は、作動方式の違いにより、4サイクル機関と2サイクル機関の2つに分類されている。
2サイクル機関は基本的な作動である吸気・圧縮・膨張(爆発)・排気の4つの行程をクランク軸1回転で完了し、これを周期的に繰り返す機関である。
2サイクル機関は4サイクル機関に比較して、理論的には2倍の出力になるが、実際にはエネルギー損失があるため、1.5〜1.8倍の出力となる。
また、4サイクル機関に比べはるかに軽量小形化が可能なので、草刈機や背負い形の防除機などに多く使用されている。
[2サイクル機関の作動原理]
1.吸気・圧縮行程(上昇行程)
ピストンの上昇により、掃気口と排気口が閉じられ、
混合気は圧縮される。
この間、クランク室内は減圧されるので、吸気口から
混合気がクランク室内にはいる。
2.膨張・排気・掃気行程(下降行程)
ピストンが上死点直前の状態で、混合気に点火され、
爆発的な燃焼により、ピストンは下降する。
下降にともない排気口が開き、燃焼ガスが排出される。
さらに掃気口が開き、クランク室内の混合気が
シリンダ内にはいり、燃焼ガスを追い出す。
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| F農機023 |

ディーゼル機関
(圧縮点火機関)
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【ディーゼル機関(圧縮点火機関)】
ガソリン機関が空気と燃料との混合気を圧縮して、電気火花で点火し、爆発的に燃焼させて動力をえる火花点火機関であるのに対し、ディーゼル機関は、シリンダ内に空気だけを吸入し、高圧で圧縮することにより高温の状態にし、そこへ燃料を霧状に噴射して自然着火させる圧縮点火機関である。
ディーゼル機関は、空気を圧縮することにより点火を行うため、電気による点火装置を必要とせず、そのかわりに、燃料噴射装置が精密な機構と重要な機能をもっている。
また、圧縮比が大きいため、高い圧縮圧力・爆発圧力に耐えられるよう、頑丈につくられ、大型で重量も大きくなる。
燃料は軽油や重油を使用し、ガソリンより単価が安いことに加え、ガソリン機関に比べて熱効率が高いため燃料の消費量が少ないので、運転経費が安くつく。
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| F農機024 |

三相誘導電動機
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三相誘導電動機
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【三相誘導電動機】
電源に三相交流を用いた電動機で、農業用電動機のほとんどがこの電動機である。
三相誘導電動機の回転原理は、固定子(ステータ)コイルに三相電流を流すことにより、位相差のための合成磁界が生じ、そのために回転力が誘導され、回転子(ロータ)が回転することにある。
この回転子の種類により、かご形と巻線形がある。
かご形は、小出力で構造が簡単であることに加え耐久性が高い。
そのため、用途としては小出力モータ、小形コンプレッサ、乾燥機、一般動力用などがある。
巻線形は、大出力で速度調節ができ、始動トルクが大きい特徴がある。
そのため、用途としては、大型機械、巻上げ機、大形コンプレッサなどがある。
外見上の特徴は、三相交流に対応して、3つの端子がある点である。
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| F農機025 |
 単相誘導電動機
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【単相誘導電動機】
電源に単相交流を利用した誘導電動機である。
単相交流には三相交流のような位相差がなく、回転磁界が発生しない。
そのため、始動時に限り、回転子に回転をあたえる始動装置が備えられている。
始動装置の違いにより、分相始動誘導、コンデンサ始動誘導、反発始動誘導の3種類がある。
構造上、出力750W以下の小形電動機に適しているので、扇風機、換気扇、冷蔵庫、遠心ポンプ、コンプレッサなどに使われている。外見上の特徴としては、三相誘導の場合が3つの端子であるのに対し、単相誘導の場合は2つの端子である。
また、コンデンサなどの始動装置が外側についている場合がある。
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| F農機026 |
 銘板と性能
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【銘板と性能】
銘板の読み方
| 電動機の種類 |
3PHASE(三相)または1PHASE(単相) |
| 定格出力 |
単位時間あたりの出力
0.735kW=1PS |
| 形式 |
メーカ独自の型式番号 |
| 極数 |
固定子コイルの極数 |
| 電源電圧 |
電動機に供給されている電圧
三相:200V
単相:100V(一部は100・200V兼用) |
| 電流 |
電動機に供給されている電流 |
| 絶縁の種類 |
最高温度が許容温度を超えては使用できない。
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| 絶縁の種類 |
Y |
A |
E |
B |
F |
H |
C |
| 許容最高温度(℃) |
90 |
105 |
120 |
130 |
155 |
180 |
180超 |
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| 軸受呼び番号 |
数値:ベアリングの強度とサイズ
英文字:シールの材質 |
| 時間定格 |
安全に運転が可能な時間 |
| 毎分回転数 |
定格電圧で定格電流が流れているとき(全負荷時)の
1分間あたりの回転数 |
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