学習指導案の形式(例)小学校音楽          指導案教科一覧に戻る
 

※ 学習指導案作成にあたって

 固定的な書式はなく,指導者が自分の考えや提案を具体的に表現できることが大切である。ただし,少なくとも,次の点は学習指導案から読み取れるようにしたい。
1 指導者が学習内容及び児童をどう理解して,授業を計画しているか。
2 全体の指導計画の中で本時はどのように位置付けられているか。他の指導項目や教科等との関連は何か。
3 本時,児童の学習活動はどのように予想され,具体的にどのような手だてがなされているか。
4 授業の中に評価がどのように位置付けられているか。児童を生かす具体的な手だては何か。
 

学習指導案の形式の例A案 小学校  音楽 

  第  学年  組   音楽科   学 習 指 導 案
        年 月 日( )第    校時            教室  指導者
 

題材

 





目標




 

○             (音楽への関心・意欲・態度)
○             (音楽的な感受や表現の工夫)
○             (表現の技能)
○             (鑑賞の能力)
◇ 四つの観点を明確な具体目標としてとらえる。            
◇ 児童の発達段階を踏まえ,学習経験とつながりをもたせて書く。   
◇ 適切な評価ができるように,精選して簡潔に書く。
         
※ 文末表現の例:〜しようとする。〜できる。〜が分かる。
            [児童の立場で書く]



指導

計画

 

第 一 次       ………○時間 
第 二 次       ………○時間 
 第1時               
 第2時        ………(本時)
  :
第 三 次       ………○時間 
  :





指導

上の

立場







 

○題材観
  取り上げる題材の内容,既習事項との関連,今後の展開,その題材を取り上げる意義,題材と児童との関係など
○児童観(学級観)
  児童の興味・関心・意欲,題材に関する知識・技能,既習事項の定着度など,児童や学級の実態
○指導観
  指導・支援の力点, 指導の形態, 仮説, その他の配慮事項など,児童のよさや可能性を生かすような工夫や手だて
(○ 研究主題との関連)

◇ 児童の発達段階,学習経験,関心・意欲等の実態を踏まえ,さらに,進んで生活を工夫し創造する能力と実践的な態度を養う指導の系統性を押さえて,具体的に書く。
                          
           [指導者の立場で書く]
 
 本時案の例

本  時  案 (第○次の第△時)





学習目標




 

○                            (四つの観点から)


◇ 題材(単元)の目標の「音楽への関心・意欲・態度」「音楽的な感受や表現の工夫」「表現の技能」「鑑賞の能力」などのうち,本時の学習活動で目標としているものを具体的に書く。

◇ 精選化・重点化を図るようにする。

※ 文末表現の例:〜が説明できる。〜ができる。〜の関心を高める。
              [児童の立場で書く]
学習活動・内容 教師の指導・支援 評価の観点・規準・方法




(1)
(2)
 ・
 ・
◇ 導入・展開・終末の学習
  過程に沿って児童の活
  動を書く。

◇ 一人一人の児童が何を
 目当てに活動すればよい
 のかをつかめるように具体
 的に書く。



◇ 予想される児童の反応
 を右の枠と横長に2枠分
 使い箇条書きにしたり,
 課題を明記してもよい。




※ 文末表現例
  〜を練習する。
  〜を歌う。
  〜について考える。
  〜について話し合う。

[児童の立場で書く]
 



 


◇ 学習過程に沿って,支援の意図・
 重点,工夫,手だてなどについて留
 意すべきことを具体的に書く。          
 ・ 児童一人一人の学習進度に応じ
  た手だて  
 ・ 児童が主体的な学習を進める手
  だて    
 ・ 資料提示の機会や方法         
 ・ 効果的な学習方法や学習形態の
  工夫
 ・ 準備物等      
             
◇ 学習活動と教師の支援とのかかわ
 りを対応させて書く。        



※ 文末表現の例:
  〜工夫する。
  〜配慮する。
  〜雰囲気をつくる。
  〜意識を高める。
  〜を評価する。
  〜声掛けを行う。
  〜に気付かせる。
  〜助言する。

[指導者の立場で書く]
 

○                       



◇ 何をどのように評価
 するか具体的に書く。

◇ 評価の観点を踏まえ
 て書く。

◇ 評価方法も書くとよ
 い。
 ・観察
 ・机間指導
  ・演奏の聴取
 ・ワークシート
 ・学習カード
 ・観察記録
 ・実技テスト
 ・作品
 ・自己評価表
 ・相互評価表
 ・レポート
 ・感想文等








[指導者の立場で書く]
 
 
 ※ Aと判断するキーワードやCと判断される児童への手だて等を記述することもよい。

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学習指導案の形式の例B案 小学校音楽 

                   小学校音楽学習指導案
T 科目名                                           ○○○○学校 第○学年
                                                     指導者 ○○ ○○
 ○ 題材名 「 (例)〜を表現しよう  」(○時間)
 
   教材:「 曲名 」(作詞,作曲者名等)
       「    」
 
 1 題材の目標
  (1)      〜に関心をもち,〜する喜びを味わう。
  (2)  (例) 〜の特徴を感じ取る。          
  (3)      〜を感じ取って,表現を工夫する      

 2 題材設定の意図
  (1)題材の特徴
  (2)本題材における評価活動や指導方法の工夫等

 3 教材について
  (1)「 (曲 名) 」(作詞,作曲者名等)
    ※ 児童がこの教材でどういう能力を身に付けやすいかを記述する。
  (2)「       」(        )
                                   ※この題材で評価する観点を記入する。
 4 題材の評価規準                    
  ア 関心・意欲・態度 イ芸術的な感受や表現の工夫 ウ 創造的な表現の能力





















 








 








 














 







 







 
















 

@


A


B


C




 

@


A


B


C




 

@


A


B


C




 
  
 5 指導と評価の計画(○時間)

(時間)

 

ねらい・学習内容
 

題材の評価規準との関連
 

評 価 方 法 等
 

第一次







 

○本時のねらいにあたるものを記述する。(例:〜に関心をもち,特徴を感じ取って歌唱する。)
・児童の学習活動を具体的に記述する。



 


  
  アの@



 



観察

学習カード等


 


第二次













・ 








 








 

第三次





 







 







 







 
 
※(参考)国立教育政策研究所教育課程研究センター『評価規準の作成,評価方法の工夫改善
   のための参考資料(小学校)‐評価規準,評価方法の研究開発(報告)‐平成14年2月』
 
本  時  案 (第○次の第○時)



目 標


 
○                    
※ 文末表現例 「〜しようとする」「〜できるようになる」など

・題材の目標のうち,本時の学習活動で目標としているものを具体的に書く。
・ねらいを明確にした授業づくりのために一〜二つの目標に絞り込む。
 
学習活動 指導上の留意事項等 評価方法等

※ 児童の学習活動を具
 体的に書く。



 

 



 
※ 文末表現例
 〜を練習する。
 〜歌う。
 〜について考える。
 〜について話し合う。
 〜に慣れる。 など





 




 

 



       













 

※ 学習活動における具体の評価
 規準に対応させる。
(例:グループ活動に参加し,練習
 に取り組んでいるか。)


※ 評価方法例
   ・観察
   ・演奏の聴取
   ・ワークシート
   ・作品提出等












 
 
※ Aと判断するキーワードや,Cと判断される児童へのてだて等,「指導上の留意点等」や「評価の方法等」
 の項目の中で記述することも可。
 
※ ここに挙げた指導案は,形式例である。固定書式はないので,指導者自身が自分の考えや提案を具体
 的に表現できるよう,創意工夫することが大切である。