※ 学習指導案の作成に当たって
 固定的な書式はなく,指導者が自分の考えや提案を具体的に表現できることが大切である。ただし,少なくとも,次の点は学習指導案から読み取れるようにしたい。
1 指導者が学習内容及び生徒をどう理解して,授業を計画しているか。
2 単元全体の流れの中で本時はどのように位置付けられているか。他の単元や教科等との関連は何か。
3 本時,生徒の学習活動はどのように予想され,具体的にどのような手だてがなされているか。
4 授業の中に評価がどのように位置付けられているか。生徒を生かす具体的な手だては何か。
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学習指導案の形式の例 中学校社会
第  学年  組  社 会 科 学 習 指 導 案
            年  月  日(  )第  校時   教室  指導者 
題 材
(単元)
                                                              


   
   

目 標

   
○                      (社会的事象への関心・意欲・態度)
○                      (社会的な思考・判断)
○                      (資料活用の技能・表現)
○                      (社会的事象についての知識・理解)
               
◇ 評価の四つの観点を踏まえて具体的な目標を立てる。
◇ 生徒の発達段階を踏まえ,学習経験とつながりをもたせて書く。
◇ 適切な評価ができるように,精選して簡潔に書く。
                     
※ 文末表現の例:〜しようとする。〜できるようになる。〜が分かるようになる。
                             [生徒の立場で書く]
   
   
   
指 導
計 画
     
 
 第 一 次                          ………○時間 
 第 二 次                          ………○時間 
   第1時                   
   第2時                          ………(本時)
     :
 
 第 三 次                         ………○時間 
    :
   
   
   
    

指導上
   
の立場
   
○ 題材観(単元観,教材観)
 取り上げる題材の内容,既習事項との関連,今後の展開,その題材を取り上げる意義,題材と生徒との関係など
○ 生徒観(学級観)
 生徒の興味・関心・意欲,題材に関する知識・技能,既習事項の定着度など,生徒や学級の実態
○ 指導観
 指導・支援の力点,指導の形態,仮説,その他の配慮事項など,生徒のよさや可能性を生かすような工夫や手だて
(○ 研究主題との関連) 

◇ 生徒の発達段階,学習経験,関心・意欲等の実態を踏まえ,さらに,国際社会に生きる民主的,平和的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質を養う指導の系統性を押さえて,具体的に書く。
                        
                        [指導者の立場で書く]
 

本時案TYPET
 近年,よく見られる本時案。
本  時  案 (第二次の第2時)




 学  習

 目  標
 
○                       (資料活用の技能・表現)


◇ 題材(単元)の目標の「社会的事象への関心・意欲・態度」「社会的な思考・ 判断」「資料活用の技能・表現」「社会的事象についての知識・理解」などのうち,本時の学習活動で目標としているものを具体的に書く。
◇ 精選化・重点化を図り,一つか二つ程度に絞る。

※ 文末表現の例:〜を説明できる。〜することができる。〜が分かる。〜しようとする。
                          [生徒の立場で書く]
学習活動・内容 教 師 の 支 援 評  価
○                       







◇ 本時の目標との整合を取る。
◇ 評価規準(何をどのように評価するか)を具体的に書く。
◇ 評価の観点を踏まえて書く。
◇ 自己評価や相互評価,その規準にも触れる。
評価方法も書く。
 ・ 観察(行動,発言,発表等)
 ・ ノート
 ・ ワークシート
 ・ レポート
 ・ 作品(図表,新聞等)
 ・ 感想文
 ・ 自己評価カード
          等







 [指導者の立場で書く] 

 

 学習活動の目当てを,実線で囲んで書く。
 

 

 (1)

 (2)
 :
 :









◇ 導入・展開・終末の学習過程に沿って,生徒の活動を書く。
◇ 一人一人の生徒が何をめあてに活動すればよいのかをつかめるように具体的に書く。



  [生徒の立場で書く]
  



◇ 学習過程に沿って,支援の意図・重点,工夫,手だてなどについて留意すべきことを具体的に書く。
・ 予想される生徒の反応
・ 生徒一人一人の学習進度に応じた手だて
・ 生徒が主体的な学習を進める手だて
・ 資料提示の機会や方法
・ 効果的な学習方法や学習形態の工夫
・ 準備物等
◇ 学習活動と教師の支援とのかかわりを対応させて書く。

※ 文末表現の例:
      〜雰囲気をつくる。
      〜意識を高める。
      〜を評価する。
      〜の場を設定する。
      〜声掛けを行う。
      〜を引き出す。
       〜助言をする。
  [指導者の立場で書く] 


本時案TYPEU
  「指導案は仮説の集合体である」とする考え方から,「教師の働き掛けや発問」と「予想される生徒の反応」の欄を設けた本時案。授業前の予想(仮説)と授業における生徒の実際の反応を比較することで,自分の仮説を検証することができる。授業研究などに適した学習指導案。

本  時  案 (第二次の第2時)



 学 習

 目 標
○                       (資料活用の技能・表現)


◇ 題材(単元)の目標の「社会的事象への関心・意欲・態度」「社会的な思考・ 判断」「資料活用の技能・表現」「社会的事象についての知識・理解」などのうち,本時の学習活動で目標としているものを具体的に書く。
◇ 精選化・重点化を図り,一つか二つ程度に絞る。

※ 文末表現の例:〜を説明できる。〜することができる。〜が分かる。〜しようとする。
                          [生徒の立場で書く]
主 な 発 問 予想される反応・活動 教 師 の 支 援 評  価



 (1)

 (2)
 :
 



◇ 一人一人の生徒が何をめあてに活動すればよいのかをつかめるように,具体的な発問や働き掛けを書く。


※ 文末表現の例:
〜はなぜだろう。
〜はどう変わっただろう。
〜の特色は何だろう。
〜について話し合おう。
〜について調べよう。
〜について発表しよう。

















◇ 主な発問と対応させて,予想される生徒の反応(発言,思考)や学習活動を書く。







[生徒の立場で書く] 





◇ 学習過程に沿って,支援の意図・重点,工夫,手だてなどについて留意すべきことを具体的に書く。
・ 生徒一人一人の学習進度に応じた手だて
・ 生徒が主体的な学習を進める手だて
・ 資料提示の機会や方法
・ 効果的な学習方法や学習形態の工夫
・ 準備物等
◇ 学習活動と教師の支援とのかかわりを対応させて書く。


※ 文末表現の例:
   〜雰囲気をつくる。
   〜意識を高める。
   〜の場を設定する。
   〜声掛けを行う。
   〜を引き出す。
   〜助言をする。

 [指導者の立場で書く]





◇ 本時の目標との整 合を取る。
◇ 評価規準(何をど のように評価するか )を具体的に書く。
◇ 評価の観点を踏まえて書く。
◇ 自己評価や相互評価,その規準にも触れる。
評価方法も書く。
 ・ 観察(行動,発言,発表等)  
 ・ ノート
 ・ ワークシート
 ・ レポート
 ・ 作品(図表,新聞等)
 ・ 感想文
 ・ 自己評価カード
          等




[指導者の立場で書く]

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