学習指導案の形式(例)中学校保体
                                                指導案科目一覧に戻る
※ 学習指導案作成にあたって

 固定的な書式はなく,指導者が自分の考えや提案を具体的に表現できることが大切である。ただし,少なくとも,次の点は学習指導案から読み取れるようにしたい。
1 指導者が学習内容及び生徒をどう理解して,授業を計画しているか。
2 全体の指導計画の中で本時はどのように位置付けられているか。他の指導項目や教科等との関連は何か。
3 本時,生徒の学習活動はどのように予想され,具体的にどのような手だてがなされているか。
4 授業の中に評価がどのように位置付けられているか。生徒を生かす具体的な手だては何か。
 
 
 学習指導案の形式の例 中学校 保健体育

       第 学年 組    保健体育科 学 習 指 導 案

      年  月  日(   ) 第   校時        教室    指導者
 

題材

 





目標




 

○   運動(健康・安全)への関心・意欲・態度  ※(  )は保健分野
○   運動(健康・安全)についての思考・判断
○   運動の技能               
○   運動(健康・安全)についての知識・理解
◇ 四(三)つの観点を明確な具体目標としてとらえる。 
◇ 生徒の発達段階を踏まえ,学習経験とつながりをもたせて書く。
◇ 適切な評価ができるように,精選して簡潔に書く。
 
※ 文末表現の例:〜しようとする。〜を工夫する。〜ができる。

                       [生徒の立場で書く]



指導
計画





 
<例1>      *本時に○を付す           
選択制等,課題解決的な学習で,「ねらい1」「ねらい2」などで複数時間同じような活動を繰り返し,目標を達成しようとする授業の場合に多い例。
<例2>
第一次            ………○時間
第二次            ………○時間
 第1時               
 第2時                         
  :
 第6時                (本時)
第三次            ………○時間                      
 選択制の授業に代表される、課題解決的な活動でなく,主に一時間ごと積み上げていく指導を中心とする授業の場合に多い例。ただし,複数時間同じような目標で課題解決的な学習をする場合,例1のように、1時〜5時など、まとめて活動内容を書くことも可。


指導
上の
立場












 

○題材観
  取り上げる題材の内容,既習事項との関連,今後の展開,その題材を取り上げる意義,題材と
 生徒との関係など
○生徒観(学級観)
  生徒の興味・関心・意欲,題材に関する知識・技能,既習事項の定着度など,生徒や学級の実
 態
○指導観
  指導・支援の力点, 指導の形態,仮説,その他の配慮事項など,生徒のよさや可能性を生か
 すような工夫や手だて
  (○ 研究主題との関連)
 
◇ 生徒の発達段階,学習経験,関心・意欲等の実態を踏まえ,さらに, 
  進んで生活を工夫し創造する能力と実践的な態度を養う指導の系統性を 
  押さえて,具体的に書く。
                     
                      [指導者の立場で書く]
 


 
本時案の例

本  時  案 (第○次の第△時)





学習目標




 
○                    (四つの観点から)
    
◇ 題材の目標の「運動(健康・安全)への関心・意欲・態度」「運動(健
 康・安全)についての思考・判断」「運動の技能」「運動(健康・安全)に
 ついての知識・理解」のうち,本時の学習活動で目標としているもの
 を具体的に書く。
◇ 観点の精選化・重点化を図り,一つか二つ程度に絞る。

※文末表現の例:〜しようとする。〜を工夫する。〜ができる。
                [生徒の立場で書く]
学習活動・内容 教師の支援 評価の観点・方法等




(1)
(2)
 ・
 ・
◇ 導入・展開・終末の
 学習過程に沿って生
 徒の活動を書く。
◇ 一人一人の生徒が
 何を目当てに活動す
 ればよいのかをつか
 めるように具体的に
 書く。






◇ 予想される生徒の
 反応を右の枠と横長
 に2枠分使い,箇条
 書きにしたり,課題を
 明記してもよい。





※文末表現の例:
 〜について考える。
 〜に気付く。
 〜構想を練る。
 〜表現をする。
 〜を味わう。


[生徒の立場で書く]

 



 


◇ 学習過程に沿って,支援の意
 図・重点,工夫,手だてなどにつ
 いて留意すべきことを具体的に
 書く。
 ・ 生徒一人一人の学習進度
  に応じた手だて
 ・ 生徒が主体的な学習を進
  める手だて
 ・ 資料提示の機会や方法
 ・ 効果的な学習方法や学習
  形態の工夫
 ・ 準備物等

◇ 学習活動と教師の支援 との
 かかわりを対応させて書く。

◇ Cの状況の生徒への手だて
 を具体的に書く。





※文末表現の例:
 〜工夫する。
 〜配慮する。
 〜雰囲気をつくる。
 〜意識を高める。
 〜を評価する。
 〜声掛けを行う。
 〜に気付かせる。
 〜助言する。



[指導者の立場で書く]

 

○                       




◇ 本時の目標との整合をと
 る。

◇ 評価規準(何をどのように
 評価するか)を具体的に書く。
  ・Aとするキーワード

◇ 評価の観点を踏まえて書
 く。

◇ 自己評価,相互評価,その
 規準にも触れる。

◇ 評価方法も書く。
 ・観察(行動,発言,
  発表等)
 ・机間指導
 ・ワークシート
 ・学習カード
 ・観察記録
 ・実技テスト
 ・自己評価表
 ・相互評価表
 ・レポート
 ・感想文 等










[指導者の立場で書く]